昨日とはうってかわって
書くことで心を覆うモヤモヤを消し去り、分相応の幸福を感じたい。そんな気持ちでブログを始めました。
こんにちは、大和イタチです。
サ道の目標に心ときめいた昨日とはうってかわって、今日は朝からモヤモヤ度数が高めです。雨が降っていること、仕事が忙しそう、そんな要素が関係していたのかもしれません。
そんな今日の私ですが、職場で「心の新陳代謝」って言葉が心に浮かんできました。「今日の私にとって考えるべき言葉」という直感に従って、メモを取り出して、ブレインストーミングしてみました。
「人間の体は約60兆個の細胞から成り立っていて、分子原子レベルで見るとそのほとんどは1年ほどで入れ替わっている」、そんな話を聞いたことがあります。水分、酸素、栄養などは、日々体内に取り入れられ、新しい細胞となり、古いものは呼吸や汗や排せつにより体の外に出されていきます。新陳代謝によって私たちの体は保たれているのですが、心に新陳代謝的なものがあるとすればどんなものなのでしょうか。
日々新しい何かが心の中に入り続け、心の構造そのものはそれほど変化させないまま、不要となった部分を排出して、心そのものの健康を維持している、そんなイメージなのでしょうか。物理的な体は、実は大きな型で、その中をゆっくりと物質の分子が流れていくように、心にも型があり、何かがその中を流れ続けているのでしょうか。体がそうであるように、基本的には形を変えないまま。
もしそうだとすると、その心の中には何が流れていて、どういった働きをしているのか、そんなことを考えてしまいます。
栄養や酸素に当たるのは何?
栄養や酸素が血液に乗っかって各細胞に入り込み、新陳代謝を引き起こしています。では心の新陳代謝に必要な栄養や酸素にあたるものはどのようなものなのでしょうか。
体にとって”良い栄養”が新陳代謝を活発にし、そのことが体にとってプラスになるとします。このことを心に置き換えると、心にとって”良い栄養”が心の新陳代謝を活発にし、そのことが心にとってプラスになる。心がプラスの状態とは、モヤモヤがなく幸福感を感じている状態だと思います。まさに私と正反対な状態ですね。
体の新陳代謝を基準に考えると、”恒常性を維持しながら変化を促す要素”、このようなものになると思いますが、心の恒常性ってって何なんでしょうか。おそらく、1年前も今日も1年後も変わらない「毎日の生活を送り、生き続けていこう」という気持ちだと思います。音楽で言えばベースやバスドラムに当たる低音部分で、目立たないながらも音楽(人生)を引っ張っていく基本部分です。
では、変化を促す要素とは、恒常性の中に色付けするようなもの、外的な刺激、人間には五感があるので、そこから入ってくる要素かなと考えます。五感を通じた外的な刺激が、心の恒常性を保っている部分に刺激を与え、あるものは少しいい形で更新され、あるものは不要な記憶として心から排出される、そんなことをイメージしてみました。
ポイントは適度に巡らせることかも
血の巡りがよいことは、新陳代謝を活発にし、体を健康な状態に保つといわれています。そのために人は運動を行いますが、過不足があればどちらも体に負担をかけます。心も同様で、五感から入る情報を過不足なく巡らせてあげることが、心の新陳代謝を促すポイントなのかと感じます。五感を通じ、私の心にめぐっているものを意識化されるレベルで考えると、圧倒的に視覚からのものが多く、次に聴覚がきます。嗅覚、味覚、触覚にもっと心を配り、良質なそれらを取り入れ、適度に心の中に巡らせてやれば、心の新陳代謝が促進されるのか、と思いました。
五感から入った情報の多くは、脳の中で言語に置き換えられます。人は言葉の作用として感情を持つことができるからです。語彙を増やし、言語を運用する能力を向上させれば、心がくみ取ることのできる栄養も変わってくると思いました。
心理学を学べば、今日の私の問い「心の新陳代謝」的なことなど、とうの昔に解明され、私は今的外れなことを想像しているだけかもしれません。しかし、モヤモヤがいつもより強かった今日の私は、この言葉が頭に浮かんだおかげで、幾分か気持ちが楽になりました。
モヤモヤ ⇒⇒⇒ 幸福?
”五感にバランスよく刺激を与え、巡らせてやることが心の新陳代謝?”