年末・3月・ワクワク 毎年年末になるとワクワクしながらネットに打ち込む検索ワードがあります。それは「ダイヤ改正+次の年」であり、昨年なら「ダイヤ改正2024」でした。 JR各社は12月になると次回のダイヤ改正の概要を発表 …
カテゴリーアーカイブ: 鉄学
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サイコロを振る JR西日本は、少しでも会社に入るキャッシュフローを上げたいのだと、ここ三年間感じている。コロナで落ち込んだ需要を何とか取り戻そうと、ありえないほどお得な企画切符を販売してきた。この一月に販売された「サイコ …
”三流シェフ”の街(後編)
ニシンの街 私と次男が留萌の街を訪問するのは今回で三度目であった。 最初は2021年の夏、札幌を朝一番に列車で出発し、この街でレンタカーを借り、すぐに羽幌方面へ向かった。羽幌線の廃線跡を見ながらドライブするのが目的であっ …
”三流シェフ”の街(前編)
近くの書店で 言葉の働きは世界に切れ目を入れること。一つに繋がった世界のどこに切れ目を入れるかによって、切り取られたものが意味を持ち始める。モノの名前、人が行う行為、それを取り巻く環境、心に浮かんだ思い、それらは名付けら …
一瞬の出来事
静かな夜 「お父さん、少し外に出てきていいか」 お酒が入り、少しいい気分になった私に次男が尋ねる。 「どこ行くの」 「駅を見てみたい」 「気をつけてな。オレも後で行くわ」 2021年の暮れ、私と次男は二人で北海道を旅して …
邂逅
大人の文章 「人は学び続けなければならない」そう思いながら生きてきた。物理的な年はとっても、学び続ける限りは若くいられるし、逆に年齢は若くても知ることへ対する好奇心を失えば老人のようなメンタリティーになってしまう。 この …
午後二時の鉄萌え
鉄萌えスポット 一般の人にとって何にも感じることはないが、鉄道好きにとっては叫びたくなるぐらい興奮することや場所がある。電車のモーター音やエンジン音、複々線区間での列車の追い抜き、行き先の異なる列車の切り離しや連結といっ …
実物大模型
次男を追って 私には二人の息子がいます。長男は大学生、次男は今高校に通っています。かつて次男は、鉄道の話をする私を少し煙たがっていました。例えば家族でドライブをしていて、鉄道関係の施設が見えたり、普段見ない列車が現れたり …
頭を空に
出来そうでできないこと 他の人から見れば簡単にできそうであっても、本人にとってはなかなかできないことがあります。私にとってそんなことの代表選手は「休日を何もせずに心から楽しむこと」です。 「そんな簡単なことができないのか …
宗谷本線
恥ずかしいけど 現在、私は週に4日ほどお酒を飲みます。コロナ禍以来、ほとんどが家飲みです。7時半ごろに乾杯をし、おかずをつまみながら飲み続けます。子どもたちが食べ終わり、妻がソファーに移動するころ、ようやく軽くご飯を食べ …