Bullshit Job

疲労感 木曜の夜、明後日更新するための記事を書き始めたが筆が進まない。理由の一つは体調がすぐれないためだ。 先週の木曜から風邪の初期症状のような感覚が続いている。若い頃の私は、こんな時いつも同じことを行なっていた。 スト …

作らない人々と

三年目 「今年も帰ってくるでしょう?」 4月に入り、私の父母は地域の人々によく聞かれたそうだ。帰るのは息子の私で、その目的は農業用水路の清掃である。 初めて参加したのは二年前だった。今までずっと父親が行ってきた作業であっ …

試験監督をしながら

電気 ジャケパンスタイルが好きな私は普段スーツを着ることがない。この日は雰囲気的にネクタイ着用なので、一張羅のスーツを身に纏って教室に立つ。目の前の生徒たちは緊張の趣で私に視線を送る。見慣れた生徒たちより少し幼い。目の前 …

冬五輪が来るたびに

盛り上がらない 自分のことを天邪鬼な性格だと思う。世間の人々が騒ぐことに興味が湧かない。流行りのファッションや音楽にも関心がない。人が飛びつくものがあると、その反対側にあるものを探そうとする。 だからオリンピックがやって …

四十路妻たち

ある運動部 神戸三宮のイタリアンレストランで私は白ワインを飲んでいます。男は私一人で、七人の四十路妻に囲まれています。女性たちはかつて少女でした。時が経つにつれて少女は年頃の女性となり、やがて妻となり母親になっていきまし …

神戸妄想鉄道

立ち食いそば 若き頃、私は妻に誕生石の指輪をプレゼントしたことがある。しかし、その指輪をつけた妻の姿を見たことはない。なぜなら妻は多くの女性とは異なり宝石類に全く興味を示さない人であるからだ。 私は薄々そのことに気がつい …