2週間ぶりのサ活

2泊3日の出張の後で

こんにちは、大和イタチです。

2泊3日の出張が終わりました。

今、心地よい疲労感を感じています。

昼飯を駅の立ち食いそばで済ませ、お腹が満たされると眠気が襲ってきました。

帰って昼寝をしようかサ活を行おうか迷いましたが、結局1時間ほど昼寝したらすっと目が覚めたので、サウナにも行くことにしました。

今回は、何となく”ととのう”気がしていました。

3日間の出張が終わったこと + 仕事がうまくいったこと

  + 明日はいつもより遅めに仕事へ行くこと。

これらの要素を考えると、いつもより心が軽く、気分良くサ活ができそうだったのです。

前々回は全くダメでしたが、前回は兆しのようなものを感じることができました。私は、少し多めの期待を胸に、いつものスーパー銭湯に向かいました。本日、名古屋場所千秋楽、ラジオを聞きながら歩いていきます。

”ととのう”予感

私のモヤモヤも何となく今日は軽く感じられます。
やはり心配していた仕事が一つ終わったということが、大きいようです。
それに名古屋場所で炎鵬が勝ち越しを決めたこと。
今日こそは”ととのう”予感がします。

体と頭を洗い、セッション開始です。

サ室は90℃のドライサウナ。水風呂は16℃です。
サ道を始めてから、今まで意識しなかったことにも気が回ります。語彙が増えることは、目の前に見える世界の在り方も変えていきます。

サ室1回目は9分で限界。タオルをかぶせて頭を守るので、どうしても下半身が無防備になります。サウナハット買おうかな?タオル2枚持って入ればいいか。
かかり湯の後水風呂へ。あれだけ時間がかかっていた「肩まで水風呂」が一瞬で行えるようになりました。めちゃくちゃ気持ちいいです。「熱の羽衣」とは言い得て妙です。
水風呂2分の後の小休憩。外気温は高めですが、今日は結構な風があります。
皮膚の表面が風を受けて「気持ちいい」と言っています。その上の産毛のざわめきも感じられるほどです。
後頭部から首のあたりにサワサワ感が。前回も感じることができた心地よい感覚です。第2クールに期待が高まります。

サ室12分、水風呂2分、小休憩5分、麦茶で水分補給。

サ室16分、水風呂2分、小休憩10分、麦茶で水分補給。

第3クールの小休憩が10分なのは、このまま”ととのう”への期待感が強くなればそのまま大休憩に入ってしまおうと考えたからです。
しかし、後頭部から首筋へのサワサワ感が精いっぱいで、なかなか「そこ」へ達した感じがしません。

奥が深い

状況からして、今日こそ”ととのう”ことを確信して臨んだサ活ではありますが、なかなか道は遠い。
時間と体力の関係で、次が今日最後のサ室になりそうです。
サ室内のテレビでは、もう1時間以上サスペンスを映しています。
今日は千秋楽、ここで相撲が見られたら最高なのにな、と余計な邪念が入ります。

サ室12分、水風呂2分、小休憩5分、麦茶で水分補給。
例のサワサワは心地いい。「これからもっと大きな波よ来い!」心の中で呟いて服を着ます。

マッサージチェアで横になり、携帯ラジオのスイッチを入れます。
これより3役揃い組の場面ですが、今場所は大関陣が全休場です。

関脇御嶽海と志摩の海の勝負が終わり、いよいよ横綱対決。鶴竜が勝てば優勝、白鵬なら決定戦です。電波が悪いのか、マッサージチェアの機器が干渉しているのかラジオの入りがかなり悪いです。
雑音の向こう、アナウンサーのトーンが変わってきました。制限時間のようです。

この千秋楽の横綱戦をマッサージチェアの上で聞きながら、私は後頭部から首筋への例のサワサワ以上の感覚を味わいました。
頭全体に、あのサワサワが3倍くらいの強さになって広がっていく感じです。
砂で作った山に、バケツで水を掛けたら、山の中にサーっと浸み込んでいった、そんな感覚でしょうか。
しかし、その感覚はほんの数秒しか続きませんでした。この感覚がずっと続いてくれたら、おそらくそれは”ととのった”状態になるのかもしれません。

横綱戦は応援していた鶴竜が勝ち(別に白鵬が嫌いなわけではありませんが、いろいろな力士が勝つところが見たいのです)マッサージチェアも終了しました。私は、いい心持ちで家路につきました。

「次あたりはいけるかもしれない」そう感じています。
最初からととのってしまう人もいるのに、3回目にしてもその兆ししか感じられなかった私はすこし鈍いのか、心配りが足りないのかしれません。それだけサ道は奥深いものだということは確かそうです。

「マンガ サ道」の名言さんのセリフ:

”特別な状態を追い求めるな。ととのっただの、ととのわなかっただの… ある状態を追い求めるとそれにふりまわされてしまわぬものか?”



 

講談社 タナカカツキ マンガサ道 第1巻 Session13

2泊3日の仕事を終え、心地よい疲れを感じていた私は少し傲慢になっていました。”仕事頑張ったのだから、今日こそはととのうやろう”と。
特別な状態を求めすぎていて、心を自然にすることを忘れていたのだと思います。
次回、名言さんの言葉を胸にサ活を行います。
アッ、でもこのことも、特別な状態を求める行為。

サ道は奥が深い。まるで仏教のようです。

モヤモヤ ⇒ ⇒ ⇒ 幸福?

”特別な状態を求めすぎない。そのこと自体も意識しない。”

投稿者: 大和イタチ

兵庫県在住。不惑を過ぎたおやじです。仕事、家庭、その他あらゆることに恵まれていると思いますが、いつも目の前にモヤモヤがかかり、心からの幸せを実感できません。書くことで心を整理し、分相応の幸福感を得るためにブログを始めました。