ビールからホッピーへ
こんにちは、大和イタチです。晴れたり、曇ったり、たまに雨が降ったり。梅雨がまだ明けない7月中旬、私のモヤモヤもこの時期の天候のように、短いスパンで変化していきます。ブログを書き始めて、自分の心の中を文章にしてみると、自分が無意識のうちに考えていたことに気が付いたり、新たなモヤモヤの種を見つけたり。一進一退のような気がします。
職場の最寄りの駅近くの角打ちに行き始めて約2年がたちます。
多くの人のように、1杯目はビールから飲み始め、そのあとぐい飲みで日本酒を2~3杯飲み、40分ほどで立ち去るというのが、だいたいのスタイルです。
何回かこのお店に通うにつれ、1杯目にホッピーを注文するお客さんが多いことに気が付きました。名前だけは知っていた飲み物ですが、「ビールもどき」というイメージしかなく、注文したことはありませんでした。しかし、常連の立ち飲み士の方々が次々と注文されるのを見ると、私も試してみたくなりました。
これが、約1年前の話で、今ではお店に入ると、まずホッピーから始めるようになりました。つまり、ハマってしまったのです。
相変わらずビールも大好物なんですけれども、ポッピーも悪くないんです。「ビールもどき」と思っていたことが申し訳ないほど、”まじめに作っている”っていう感じがします。ビール風のノンアルコール飲料を作っていたけど、それがキンミヤ焼酎と出会って一つの飲み物のジャンルになってしまった、こんな感じです。
キンミヤ焼酎というのは、三重県四日市の酒蔵で作られている甲類焼酎で、焼酎として飲む分には味や香りが物足りないかもしれませんが、こうやってホッピーで割るには、その癖のなさがホッピーをうまく引き立ててくれます。
ホッピーの誕生日を祝う会
こういう風にしてホッピーを飲み始め、今ではかなりの頻度で1杯目にホッピーを注文するようになった私です。それが功を奏したのか、今年のホッピーの誕生日を祝う会に誘っていただき、昨日参加してきました。
昨日はお店の休業日でしたが、約15名の”ホッピー常連さん”がお店に集合。つまみは各自持ち寄りです。レバニラ炒め、麻婆ナス、ホルモン串、ホッピーど真ん中のあてから、枝豆、サラダ、スモークチーズといったお腹がいっぱいになるころ食べたくなるあてまで、持ち寄った食べ物のかぶりの無さに感動です。
私なんかまだこの店では新参者なのですが、立ち飲み士としてのキャリアを重ねると、こういった”阿吽の呼吸”が生まれるのでしょうか。「あては各自持参」とラインに書かれていただけなのに、ここまでバランスがいいとは、立ち飲み士の世界、なんか奥が深そうです。
角打ちの上に持参のあてが並び、その周りを常連たちがぐるりと囲みます。お店の冷蔵庫の中には、見たことも無い本数のホッピーが。
各自に、冷えたホッピーグラスと、これも冷えたキンミヤの小さなボトルが配られます。ここから先はセルフホッピーです。グラスの星のマーク(下の方)を目安にキンミヤを入れて、栓を抜いたホッピーを逆さにして一気に投入。グラスのサイズは、うまく泡立って入った時、丁度一杯になる大きさです。
「乾杯!」の代わりに、ホッピー公式の掛け声「ハッピー!」で宴はスタート。ひたすらホッピーだけを飲み、持ち寄ったあてを食べ、話をして、またホッピーを注ぎ、あっという間の3時間でした。
15人で空いたボトルは約120本。よく飲みました!
こうやって、職種も年齢も違う層が、立ち飲み・ホッピーという共通点で集まり、楽しくひと時を過ごすのも楽しいものです。立ち飲み士として、新たな世界がみられるように、明日からも精進していこうと思いました。
モヤモヤ ⇒ ⇒ ⇒ 幸せ?
”何かがきっかけとなり異なる職種の人と集まり語るのもいいものです。”