こんなにブームだった?
毎日感じるモヤモヤをどうにか消し去り、分相応の幸福感を得たい。心を整えるためにブログを書いています。
大和イタチです。
最近読み始めたマンガ「サ道」の影響で、「ととのう」を味わおうと、安易な気持ちで、予習をさぼったまま行った前回のサウナ。ととのうどころか、沢山の疑問を私の前に提示してきました。
そのせいか、今日は朝からサウナのことが頭にグルグル渦巻いて、なかなか仕事に集中できません。仕事の合間に、スマホでチラリチラリ、「ととのう」「サウナ名店」などのキーワードを検索。少しずつ「サ道」の勉強をしていきます。今まで興味もなく、それほど知識を持っていなかった分野、こうして心に少し火が付いた状態で目を向けると、新しい言葉や概念が次々と現れてきます。その新鮮さと奥の深さにクラクラと心地よい目まいを感じながら、一日を過ごすと、帰宅時間には、サウナに対してサ道初心者なりの知識を持てたと思います。
それにしても、今こんなにサウナが熱いとは知りませんでした。疲れたおじさんがアルコールを抜くために行く場所、くらいの認識しかなかったのですが、世の中にはサウナに対して真剣に取り組むサウナーたちが溢れているではありませんか。それもおじさんばかりではなく、男女を問わず若者の間でも人気があり、HPやブログを見ると人気サウナや報告が溢れています。その中でも「サウナイキタイ」というサイトは秀逸で、全国のサウナの紹介やサウナーたちのレポートはもとより、グッズの販売も行っており、1つのムーブメントを作り出している感があります。
なんかワクワクする
ネットサーフィンをするうち、「サ活」「ととのい椅子」「サウナ飯」「熱波師」といった、今まで私の語彙に無かった言葉に出会い、その真剣さと裸になって入るサウナの場面がギャップとなり、なんかワクワクしてきます。だってサウナですよ。タオル一枚で必死に熱さを我慢して、水風呂に入って今度は冷たさに耐え、知らない人から見たら何が楽しいのか理解できないようなことです。そんな活動にジャーゴンが次々と作られ、みんなが真剣にしかも楽しみながら報告を書いている、これは高度な娯楽だと直感しました。
今から30年ほど前、「タウン情報かがわ」という雑誌がきっかけとなり、讃岐うどんブームが起こりました。地元の人でも知らないような、穴場のうどん屋や製麺所を適当に書かれた地図と文章をもとに探しながら、1日何件も食べ歩くのです。うどんを何件も苦しくなるくらい食べ歩く、そんな理解できないようなことですが、私もその楽しさにはまり、1年に5~6回は香川に行きました。
一見どうでもよさようなことを真剣に楽しむ、その時感じた遊び心というのかワクワク感というのか、そういった心のトキメキが湧き上がってきました。普段、常時といっていいほどモヤモヤな私の心ですが、今日、サウナを通じてこのトキメキを思い出したときは、少し心が晴れるような気がしました。
目標が1つできた
仕事もそこそこに、スマホに夢中になっていた今日の私ですが、1つの目標ができました。
それは、サウナ関係のサイトで必ずと言っていいほど触れられる伝説のサウナ店を訪問することです。静岡にあるその店は、全国各地のサウナーにとって、そこを訪れるためだけに静岡へ訪問する価値を持っているといいます。高くても2000円ほどで入れるサウナに、西や東から数万円の費用と時間をかけてくるなんて、いったいどんな魅力があるのかワクワクします。「サ道」を始めたばかりの私ですが、いつか静岡へバイクで言ってととのってみたい、目標が今日一つできました。
モヤモヤ →→→ 幸せ?
”どうでもよさそうなことをまじめに楽しもうとすると、ワクワクする”