今度こそ”ととのい”たくて
こんにちは、大和イタチです。新しいことに興味を持つと、モヤモヤした心も少し軽くなる気がします。恵まれているはずなのに、相応の幸福感を感じることができない。そんな心の調整を目指してブログを書いています。
前回のサウナから1週間です。この1週間に2冊の本を買いました。どちらも「サウナ大使」で漫画家のタナカカツキさんの作品で、「サ道 心と体がととのうサウナの心得」「マンガサ道 第1巻」です。
前回は、ととのう前に疲れを感じ、その後「サ道」の奥深さに気づくと同時に、勉強不足のままその道を歩もうとしていた自分の浅はかさを痛感させられました。したがって、「サ道」第一人者であるこの方の本を読み、基本だけでも押さえていこうと思ったのです。
”ととのい方”は人によって異なり、その”ととのい方”を探求していくのもサ道”このようなことが書かれていますが、サウナ→水風呂→休憩というサイクルを繰り返すのは基本のようです。前回の私は、水風呂のあとの休憩を全くしなかったため、体に負担がかかったようでした。
前回と同じ場所で
先週と同じ近くのスーパー銭湯へ行き、まずポカリスエットを買いました。適度な水分補給と水風呂の後の休憩は、今回ととのうための最優先課題だと考えました。今日はなんだか、先週より人が多い気がします。
湯船に軽く浸かり、体を洗った後、水滴をきれいに拭き取ります。サウナに入る前に肌の水分を取っておくことが発汗を促すそうです。
さて、準備は整いました。今度は”ととのう”へ向かいます。いつも最下段に座りテレビを見る私ですが、今日は上段に行こうと決めていました。
1本目、
サウナ8分、さすがに上段は熱い。
水風呂2分、前回よりあっさりと入れました。
休憩5分、ととのい椅子が空いていたので、そこで風にあたります。ポカリをグビッ。
2本目、
サウナ10分、休憩を入れたので、水風呂直後のように長くはもちません。
水風呂2分、水中での熱の衣を意識しました。少し頭が気持ちいい。
休憩5分、別のととのい椅子でまったり。ポカリをグビッ。
サウナ→水風呂→休憩を繰り返し、3回目の大休憩で”ととのう”ことが多いらしいので、いやが上にも次回のセッションに期待が高まります。
3本目、
サウナ10分、熱い!タオルを巻いて頭を守ります。下半身は無防備に。
水風呂2分、水温16℃、気持ちいい!もっと入っていたいけど、長時間の水風呂には罠があると学習していたので、2分きっかりで。
条件は揃ったはず
さて、いよいよ大休憩です。露天へ出て、ととのい椅子に腰かけ、ゆっくり目をつむります。呼吸を大きくゆっくりして、空気を多く取り込もうと意識します。
肌にあたる風が心地良く、できれば横になりたいと思います。肩のあたりの筋肉がほぐれて、血がめぐっているのがわかります。
5分、10分、15分と時間が過ぎていきます。後頭部から首にかけて心地よいサワサワ感がします。圧迫して血の流れが止まってた場所に、再び血流が戻った時のような感覚です。
「ああ気持ちいいなあ。風に吹かれて肌の表面が喜んでいるのがわかる感じ。このまま首筋のサワサワ感が強くなっていったら…」
結果を言うと、今日の私のピークはここまででした。この首のサワサワ感が全体に広がるのかな、と期待していたのですが、そこで終了してしまいました。サ道を見て私が想像する”ととのう”からは程遠い状態だと思います。
今回も”ととのう”ことはできませんでしたが、少し希望は持てました。”あの後頭部から首の感覚が、もし全身に広がっていったら…”。そんな想像をすると、私も”ととのう”ことの具体的なイメージを持つことができたからです。
今日も到達できませんでした。残念ではありますが、楽しみがまた先に残ったことが嬉しいような複雑な気持ちがしています。
モヤモヤ → → → 幸せ?
”目標があれば、じらされるのも楽しいかも。”