政見放送を見た日

出かける前のNHK 私は世間とずれている人間であると自分でもよく思います。そのことを嫌が上でも痛感させられるのは、周りが芸能人やスポーツ選手の話をするときです。私はまわりの話についていくことができないのです。誰もが当たり …

世代を超えて

次男の部屋で 私は自分の息子たちに「勉強しろ」と言うことがない。彼らの成績が気にならないかと言えばウソになるが、通知表や模試の結果を見て励ましたり怒ったりすることはない。私がどうこうしても仕方のないことであるから、私はた …

無駄なエネルギー消費

私の思考の割合 相変わらず慌ただしい毎日が続いており、ゆっくりと腰を落ち着かせて文章を綴る時間がありません。そのためなのでしょう、最近の記事はネガティブな内容のものが多くなっています。このブログは、もとはというと文章を書 …

Time is Everything to Me

深夜のリビングで 「昨日、泣いてたね」 妻が私に言葉をかけた。私は妻に涙を見せることはない。少なくとも今まではそうだった。しかし、この日の夜は涙を流す私の後姿を見られていたようだった。 外でお酒を飲んで帰り、一人のリビン …

「今」を重ねる

試験の後で 昼過ぎにイタリア語検定が終わり、会場のビルのエレベーターでスマホの電源を入れるとLINEにメッセージが入っていた。 「ビルの前に待ってる ベンツ 黒 ナンバーは・・・」 エレベーターを降りて小走りに建物の出口 …

オヤジにも明日がある

バイトに向かいながら 私は車を運転する時ラジオを聴いていることが多い。私の中でラジオを聴くということはNHKのAM放送を聞くこと。それも第2放送の方が圧倒的に多い。この日も自宅前に止めた車の中で朝の語学放送を流していた。 …

二つできた

春を告げる魚 私の周りに住む人たちは、この時期になるとソワソワし始めます。皆の関心は次のことになります。 1.今年はいつ解禁になるのか 2.値段はいくらになるのか 3.自分の手に入るのか これらの三つの関心は「イカナゴ」 …

今頃どこへ

まただ… あまりによく目にする表現なので「自分の方が間違っているのでは」と思いそうになります。私の疑問は、天国や極楽と呼ばれる場所、つまり人間がこの世を旅立った後たどり着く世界は、この世界からどのくらい遠くにあるのかとい …

3分で100

CDリスト 働き始めてしばらくしたころ、私は一つのリストを作りました。エクセルの左側のセルから「バンド名」「アルバム」「リリース年」「優先度」「コメント」のタイトルをつけます。そしてそれらの欄に自分が買うべきアルバムの情 …

10年後の君も…

変わらないもの 長男が卒業アルバムを持って帰った。 私から息子へ、1世代の間に写真の在り方は大きく変化した。記録媒体はフィルムから電子データへ変わり、風景は印画紙からモニターに映し出されるようになった。写真を写すコストは …