敬称について 力士について文章を書く時、敬称の使い方が難しいと感じています。一般的に四股名につける敬称は「関」ですが、これはどの力士に対してつけてもよいというものでありません。 「関」の元になった「関取」とは十両以上の力 …
カテゴリーアーカイブ: 大相撲
令和七年一月場所
モンゴル出身 私が大相撲に興味を持ち始めたのは2018年ごろのことですが、それ以前にも新聞のスポーツ欄は時々見ていました。特に気になる力士がいたわけではなく、幕内の力士の名前と出身地をさらりと見る程度でした。 そこにはモ …
令和六年十一月場所
いつもの雑感です。 旭川に・・ 場所の途中で長年NHK大相撲放送で解説をされた元横綱北の富士さんの訃報が入ってきました。 私は相撲が好きになりこれから一生大相撲放送を見るつもりなので、いつかはそんな知らせを聞く日が来るの …
令和六年九月場所
大相撲が好きになって以来、九月場所があるから夏休みが終わる寂しさに耐えられると思うようになりました。そんな心待ちにしていた九月場所も一瞬で終わってしまいました。 7月場所は時間休を取るなどして、幕内の取り組みをかなりテレ …
令和六年七月場所
六月の終わりを迎えると「今年ももう半分終わったのか」という気分になります。いつもの「時が流れゆく早さ」にブルーになる瞬間ですが、すぐに名古屋場所がやってくるので気も紛れます。 ただ、そんな名古屋場所が終われば「まだ一年の …
昔と今
三人で名古屋へ 「一緒に名古屋で美味しいものでも食べようか」 大学生の長男をさそってみたが「大学が忙しいから」と断られてしまった。昨年の11月、家族四人で福岡へ行った。私と妻は大相撲を観戦して、息子たちはそれぞれ思い思い …
令和六年五月場所
楽しみにしていた五月場所も一瞬のうちに終わってしまいました。いつものように15日間での気づきをダラダラと記します。 落差 力士たちは体の調子をギリギリのところまで整えながら勝負に挑み、その歯車が少し崩れると十分に力を出す …
テレビもいいけれど
春を告げる 大相撲が始まる前の週末、つまり奇数月の第2日曜を迎える週末の授業で私はよく「今週末はみんな楽しみがあっていいな」というようなことを言います。生徒たちは何のことかとザワザワと考えますが、やがて私が「みんなも若隆 …
令和六年三月場所
国技館の写真 14日目の幕内後半の取り組みを、私は馴染みの立ち飲みで他の常連と一緒にテレビ観戦していました。酒を飲みながら、気合の入った力士たちの勝負を見ることができ、心の底から喜びを感じた時間でした。 惜しくも髷を掴む …
人と人以外
淡々と 大相撲宮城野部屋の関取、北青鵬が引退勧告を受けた。同じ部屋の後輩力士に対する度重なる暴力行為が発覚し、その責任を取らされた。 「暴力」とは曖昧な言葉で時代や場所によってその意味が大きく異なるため、私はここで暴力に …