六甲アイランド午後6時半 8月下旬の週末、厳しい残暑にも負けずに私はバイクにまたがり六甲大橋を超えました。神戸に住み始めてから何十回も渡ったこの橋です。いつもはスロープを降ってそのまままっすぐ進みますが、この時は左折して …
カテゴリーアーカイブ: 立ち飲み
元気であってこそ
深夜3時 寝返りを打った瞬間痛みで目を覚ましました。痛みは左の肘からやってきます。恐る恐る右手のひらでそこを触ってみます。腕の外側がポコっとピンポン玉のように腫れ上がっています。熱が手のひらを伝わってきます。かなりの熱さ …
新たな資格
私の資格 「次は何の資格を目指すんですか」 三浪の末イタリア語検定2級に合格した話を周りの人にすると、こう聞き気返されます。英検やら全国通訳案内士やら、ここ5年ほど資格の勉強に取り組んでいたので、職場の人々は私のことを資 …
動物的感覚
酒飲み友達 私には週に1〜2度顔を出す立ち飲みがあります。10年には届かないまでも、常連になってかなりの年月が経っています。お酒はどこで飲もうと酒なのですが、立ち飲みに通うのはそこに集う人々に会うためであります。 私もこ …
イタチよ、学べ
とある街の昼下がりに 初めて訪問したとある街で考えさせられるシーンをいくつか見たのでここに書き記したいと思う。 立ち飲みの会計で 商店街の一角にある立ち飲み屋、昼間から多くの客で賑わっている。間口に対して奥行きが長く、パ …
淡々と
朝食 イタリア人の中には朝食を取らない人も多数いるという。また食べるにしても、例えばクロワッサンとコーヒーという風に簡単に済ませるのが一般的だそうだ。 日本のように塩気のあるものを中心に食べる朝食はイタリア人の味覚には合 …
ずっと気になる(後編)
まだあります 前編では私のシラフで寝る前の癖について書きました。お酒の力を借りれない夜は楽しいことを想像しながら眠りにつくのです。そして、その楽しいことにここ2ヶ月間、実際のものと私の妄想が作り上げた鹿児島の市電を中心と …
再びあの場所へ
今度は私が 私にしては珍しく、電車に乗っている間何も聞かないし何も読まない。阪神尼崎から大阪難波線に乗り換えて、じっと窓の外を眺めている。 大物駅のすぐ横に新しい阪神の二軍用球場ができようとしている。観客席も多くかなりの …
レアな経験(鹿児島編 中編)
山笠ラーメン 神戸市で随一の歓楽街は阪急三宮駅の西口からその北側の東門街にかけてであり、そこには数百件の飲食店が立ち並び夕方になると大変な賑わいを見せます。 その西口のサンキタ通りに面してかつて「山笠」という名前の屋台風 …
レアな経験(鹿児島編・前編)
1年ぶり 私と仲人さんとはもう25年以上の付き合いがありますが、一緒に旅をするのはここ2年半のことに過ぎません。きっかけは私が全国通訳案内士の資格を取ったことでした。 2次試験で口頭試問におけるテーマが「城下町」であり、 …