とある街の昼下がりに
初めて訪問したとある街で考えさせられるシーンをいくつか見たのでここに書き記したいと思う。
立ち飲みの会計で
商店街の一角にある立ち飲み屋、昼間から多くの客で賑わっている。間口に対して奥行きが長く、パッと見て50人くらい入れそうな店内が7割程度埋まっている。
客は、こういう場所ではスタンダードであるが、中年以上の男性客がほとんどで、所々にその連れ合いと思われる女性が混ざる。壁のテレビでは阪神戦が放送されている。
私は一人、もつ煮と刺身盛り合わせをあてにビールを飲みながら店内を観察していた。舟券を買うときはスポーツ新聞で予測しながら酒を飲むが、それ以外の時は立ち飲みに集う人々や店の人の動きを観察しながらグラスを傾けるのも心地よい。
ここはこれだけのキャパの店を3人の従業員でまわしている。各人に決められた持ち場があり、忙しい時はその境界線が解けてアドリブを効かせながら阿吽の呼吸で助け合う。見ていてとても気持ちいい。
そのような見事な連携が乱れる出来事があった。
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