今まで何だった?

痛みと楽しみ もうずいぶんと長い間高尿酸値治療の薬を飲み続けている。初めて足に違和感を感じたのは30歳前半だったと思う。階段を登りながら膝に少し違和感を感じ、それはだんだんと痛みに変わっていった。 「どこかで足を踏み外し …

人生ベスト5

気分良い朝食 「これやっていいんか?」 普通の状態でやってしまったらダメな大人と思われることが許される日がある。ハレの日である。私にとってその中でも最大級のものは旅である。小さなころからどこかへ行くことが好きであった。 …

私の悩みと8月

ぼーっと考える 自分の頭の中が100%クリアでスッキリとしていて何の心配事もない、そんな状態を今まで体験したことがないし、そもそもそんな状態は生きている中であり得るのだろうかと思う。何をしている時であっても大なり小なり心 …

東京デート

20年前の東京 約20年ぶりに妻と東京の街を二人で歩くことになった。いや、正確にいえば前回二人でこの街に来た時私たちは結婚していなかったため、私の横にいた女性はまだ妻になっていなかった。とはいっても彼女と私が結婚すること …

制服ができた気分

黒のパンツ二本 昨年の7月、私は神戸市灘区にある洋服屋さんで二本のパンツを作ってもらいました。どちらのパンツも同じ黒の生地で寸法や形も全く同じ、唯一の違いは後ろのポケットについたボタンの色でした。 私がこのように同じパン …

令和五年七月場所

大関 豊昇龍関が初優勝し見事に大関昇進を決めました。名古屋場所が始まる前は豊昇龍に加えて若元春、大栄翔の両力士も3場所33勝の目安に達するか注目されていましたが、豊昇龍のみがそこへ到達することができました。 これで今場所 …

これから一生

白黒からカラーに 大相撲名古屋場所の中日を私はドルフィンアリーナの観客席で過ごしていました。相撲を見始めたのは三段目が始まった頃でした。取り組み表を見てみると、五段組のうちまだ上から二段目の真ん中あたりです。顔と名前が一 …

米作り

兼業農家 詳しいことはよくわかりませんが、私の実家はもともと農地を持っていなかったようです。それでは小作百姓であったかというとそれも違うようでした。昔祖母が私に話してくれた記憶によると、彼女が祖父と結婚した後二人で貯めた …

乗らないツーリング再び

狭い世界 「教師は世間知らずである」と割と教師自身によって言われます。これは教師が学校という狭い世界の中で長時間仕事をしているから、自虐的にそういうのかもしれません。それは「もっと他の世界を知れるような時間のゆとりが欲し …