令和六年五月場所

楽しみにしていた五月場所も一瞬のうちに終わってしまいました。いつものように15日間での気づきをダラダラと記します。 落差 力士たちは体の調子をギリギリのところまで整えながら勝負に挑み、その歯車が少し崩れると十分に力を出す …

テレビもいいけれど

春を告げる 大相撲が始まる前の週末、つまり奇数月の第2日曜を迎える週末の授業で私はよく「今週末はみんな楽しみがあっていいな」というようなことを言います。生徒たちは何のことかとザワザワと考えますが、やがて私が「みんなも若隆 …

令和六年三月場所

国技館の写真 14日目の幕内後半の取り組みを、私は馴染みの立ち飲みで他の常連と一緒にテレビ観戦していました。酒を飲みながら、気合の入った力士たちの勝負を見ることができ、心の底から喜びを感じた時間でした。 惜しくも髷を掴む …

令和六年一月場所

呼び出しデイ  NHK大相撲中継10日目の番組表を見て、妻が狂喜しました。「呼び出しデー」と書かれていたからです。その日の午後3時から6時の総合放送では呼び出しが出るたびに解説者による紹介が行われました。また普段はあまり …

2023年最後

私の課題 この投稿が2023年の最後になりそうです。今私が思っていることは、誰もが口にすることとまったく変わりません。私も先人たちと同じ道を歩み、同じことを感じているようです。 とにかく時間が経つのが速すぎます。 「いつ …

とりあえず最後

西へ向かう車内 朝一番の新幹線で私たち家族四人は西へと向かった。目的地は福岡市。前回新幹線に乗ったのは妻の二人の夏の山形旅行だった。この時も朝早くの新幹線で、列車が動き出すと缶ビールを開けてサンドイッチと共に朝食をとった …

令和五年十一月場所

毎年のことではあるが、千秋楽結びの一番の立行司の声「この一番を持ちまして」を聞くと体の奥底から寂しさが湧き上がってくる。大相撲は奇数月に開催されるわけだから場所と場所との間隔は一定である。しかし今年の勝負はこれで最後とい …

令和五年九月場所

大相撲を好きになって以来私は夏の終わりに寂しさを感じなくなりました。仕事柄夏休みの終わりを悲しむ子供達とよく接します。私はそういう子供たちに冗談半分で「夏休みが終わっても9月に入ったらすぐに楽しいことあるやん」と声をかけ …