童くんとの会話
オーストラリア人の同僚である童君は好奇心が旺盛で、いろいろな場所に出かけては多くのことを吸収して帰ってきます。ここ1年ほどはコロナ禍のため移動を控えていますが、それまでは大小合わせると毎月のように旅行に出かけていました。
「行きたい場所が多すぎる。どうしよう」
彼がそんな口癖を発するたびに、私は彼と地図を見ながらしばらく空想旅行を行います。
先日も日本のラーメンの話になりました。
“多様性に驚く” の続きを読む幸せについて考えてみよう
オーストラリア人の同僚である童君は好奇心が旺盛で、いろいろな場所に出かけては多くのことを吸収して帰ってきます。ここ1年ほどはコロナ禍のため移動を控えていますが、それまでは大小合わせると毎月のように旅行に出かけていました。
「行きたい場所が多すぎる。どうしよう」
彼がそんな口癖を発するたびに、私は彼と地図を見ながらしばらく空想旅行を行います。
先日も日本のラーメンの話になりました。
“多様性に驚く” の続きを読むブログを書き始めて私の人生は変わってきた。
心のアンテナの感度が上っている。そしてそのアンテナがとらえた情報が、私の心と体の状態に新たな変化をもたらす。
心穏やかに自由に生きたい、その思いが私に新しい出会いを与えてくれる。両学長の運営する「リベラルアーツ大学」というサイトに出会えたことも大きな生活の変化の一つだ。
求めれば、不思議な力によって、出会うべき時に出会うべきものや人に会わせてくれる、そんな気持ちで私は毎日このサイトや付属する動画を見ている。それは、今の私のお昼休憩でのルーティーンとなった。
ここ1年ほどはお昼ご飯も個食が当たり前となった。私の職場では、昼休憩にネットで動画を見ても何の問題もない。少し寂しいが、リベラルアーツ大学の動画を見ながら、私は今日も一人でハードロック弁当を食べる。
そんなことをしていると、先日、両学長が動画の中である本を推薦していた。大きな書店に行くと、原書があったので購入。さっそく読み始め、あまりの面白さにすぐに読み終わった。そして思った。
「これって私のために書かれた本じゃないのか?」
“ゼロで死ぬ(Die with Zero)” の続きを読む私のモヤモヤは「効率よく」生きられないことからやってきている、そんな気がする。
私にとって”有意義な事”、例えば語学学習や読書や身の回りのものの手入れを、できるだけ短い時間で、一日のうちにできるだけ多く詰め込んで行う、そんな時間の過ごし方を理想としていた。
しかし、そのようなことはなかなかできることではない。私は仕事をしているし、寝る時間も必要であるし、家事もそれなりに分担している。
「時間があれば理想通りの過ごし方ができるが、忙しいのでそれができなくても仕方がない」これは私の心の中の言い訳であり、ある意味精神安定剤として機能していた考え方であった。
“あれから1年” の続きを読む昨年6月、ふとした妻との会話の中から明石焼きに興味を持ちました。
6,7月は二人で毎週のように明石に通い、いろいろな店の明石焼き(地元では玉子焼きと呼ばれている)を味わいました。
とてもシンプルな料理なのですが、それだけに出汁と卵とタコの味がダイレクトに反映されて、なかなか奥が深いのです。それに熱々の明石焼きはビールによく合います。
私たちは「いつか明石焼きを食べながらビールが飲める店を出したい」という夢を持つようになりました。
“少しのコツ” の続きを読む普段の生活の内で、自分の自由になる時間を考えてみます。
平日は朝7時に家を出て仕事に行き、夕方7時から9時の間に帰宅をします。土日祝日は基本的には仕事がありませんが、月に2日ぐらいは半日程度仕事が入ることがあります。
お金を稼ぐ仕事に加えて、私には家の中で期待される役割もあります。
例えば、妻が疲れている時は洗濯ものを畳んだり、食器を洗ったり。これは非常に微妙な間合いが要求される行為で、出しゃばりすぎると妻の機嫌が悪くなり、かといって必要な時にこちらから動かないと同様の結果になります。
“忙しいけど…” の続きを読むゴールデンウィーク最終日は、前日とは打って変わって雨模様となった。非常事態宣言下の5連休、私は基本的に自宅で語学や通訳案内士の勉強をして過ごしている。
五月晴れとなった一日、どこにも立ち寄らないツーリングに出かけようとしたが、ヘルメットの下から強烈に伝わってくる痒みに耐えかねて、僅か1時間で引き返してきた。
「掻いてもらった時の気持ちよさ=肌の荒れ」、今まで共存していたと思っていた荒れた肌を、幸せになるために気合を入れて治療しようと決意し、ここ数日間は1日2回のメンテナンスを怠っていない。
バイクがダメならということで、もう一つの好きな乗り物、電車でゴールデンウィークを締めくくることにした。
“さよなら3030” の続きを読む昨年と同様に、今年も緊急宣言下でのゴールデンウィークとなった。この時期にあちこち移動する方ではないが、やはりどこにも、それが最寄りのデパートであっても、行くことができないのは息苦しさを感じてしまう。
兵庫県内、しいては日本国中の感染者数は高止まりで推移しており、いったいいつになったら元の生活に戻ることができるのだろう、いや完全には元に戻れないという、半分諦めに近い気持ちと、この禍の歴史的なインパクトの大きさを味わっている。
“ツーリングどころではない” の続きを読むコロナ禍のため、大好きなスーパー銭湯での入浴を自主規制し始めたのは、前回の緊急事態宣言が出た頃でした。現在、私の住む兵庫県は3度目の緊急事態宣言の真っ最中であり、感染者数も上がりっぱなしです。
スーパー銭湯を避けて4ヶ月近く昔ながらの銭湯に通っていますが、ここでは今まで私が見えなかった様々な世界を見ることができます。
例えば、番台に座るおじさん・おばさんは概してコミュニケーション能力が高く、常連客の中には彼らとの会話を楽しみに来ている人もいます。傍から耳にする、飾らない一言が胸に沁みたりします。スーパー銭湯の受付ではまずないことです。
“街の銭湯 人生模様” の続きを読む3年前にジュンク堂書店の料理本コーナーで「ハードコア弁当」なる写真集を目にしました。「ホイップ坊や」という芸人が毎日作ってインスタに更新していた弁当を集めたものです。
その「ハードコア弁当」は今までの弁当の概念を打ち破るもので、いいように言えば”シンプル”、普通に言えば”手抜きでおかずが極端に少ない”という風になります。
弁当の構成は、白いタッパーに敷き詰められた白米の中心に、おかずが一品のせられていて、おかずとは「唐揚げ1個」「アジフライ1個」「ベーコン1枚」など、それぞれが1つずつ入っているわけではなく、1食の弁当にどれかが1つ入っています。日の丸弁当の梅干しが、唐揚げ1個に置き換わったという感じです。
“ハードロック弁当” の続きを読むコロナウィルスの脅威が収まりません。
去年の今頃は兵庫県にも緊急事態宣言が出されていました。しかし、宣言中の感染者の数がかわいく思えるほど、現在は毎日多くの感染者が出ています。
自由が制限される中で、みんな何とか自分の楽しみを見つけようと工夫しています。「楽しみとは一体何なのか」そういう課題を私たちに突き付けている一連の出来事であると思います。
“読み替える” の続きを読む