力の入らない月曜日
必ず来ると分かってはいても対策をとれない。終わりは次への始まりと理解できるのであるが、何だか体の奥から力が出てこない。相撲が好きになるということは、相撲ロスとも付き合っていくということ。まさに人生は簿記である。借方と貸方が一致する。
今回も備忘録を兼ねて、9月場所で感じたことをいくつか記してみたい。書くことで思い出すこともある。書くことで次の場所を見る枠組みを整えてくれることもある。6週間後の九州場所を楽しみにしながら、この2週間で印象に残ったことを記してみたい。
栃丸16分(ぶ)
栃丸関は5月場所より、私が一番熱を込めて応援してきた力士である。その理由は、彼が入門から11年もかかって十両になったためである。
「石の上にも三年 栃丸十一年」
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