2泊3日
高校教師をしていて「自由でいいな」と感じる時がある。それは学校が夏休みの間比較的自由に休みを取りやすいことである。とはいってもそのことが全ての高校教師にあてはまるとは限らない。むしろ、例外的な一部の教師だけのような気がする。そして私は今、その例外的な状況にある。
かく言う私も夏休みを比較的自由にアレンジできるようになったのは最近のことである。仕事を始めて20年近くは運動部の顧問を持っていた。しかも未経験種目の運動部である。前任者が熱心に取り組んでいたため、私もその勢いを引き継いで部活運営を行なった。練習試合や合宿で夏休みはほとんどなかった。
部活以外にも、英語を教えているため学校によっては補習と勉強合宿で夏が終わってしまう。大学受験を行う高校生の科目別学習時間を考えると、英語はダントツで1番長く勉強される科目であろう。だから夏休みも英語教師は大人気である。というか自分たちで補習を設定し忙しくしている。進学校にはそうせざるおえない雰囲気がある。
いろいろと忙しい夏を経験してきたが、幸いなことに今は夏の時間を自分でコントロールしやすい立場にある。だから私は自分のため、自分の親のために時間を使うことにした。
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